新年を迎えました。皆様あけましておめでとうございます。
12月31日と1月1日は、一日しか違いませんが「年が明けた。」そんな感覚はいつまでたっても感じるものですね。
さて古くからの年齢の数え方に「数え年」というものがあります。生まれた日を一歳と考え、正月を迎えるたびに一才、年を取るという数え方です。そんな数え年で生きてこられた方は、年を取るお正月がめでたいようで少し寂しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そうでなくとも、いつからか誕生日を迎えることが嬉しさから変わる瞬間は誰にでも来てしまうものです。
私たちは、年を取るという「老」から逃れることはできません。お釈迦様が教えになられた「生老病死」の四苦はどなたにも訪れる事なのです。そんな逃れられない苦を全くのゼロにするという森羅万象を捻じ曲げるような怪しい魔術的な教えが「仏教」ではありません。仏様の教えは逃れられない「苦」をヨイショと背負って乗り越える術を与えてくれるものなのです。
新年、皆様に吉報が降り注ぐ一年になることをご祈念いたします。しかし少なからず辛い試練もあるかもしれません。そんな時、どんとこいというたくましい精神をもち、その瞬間の自身の可能性に目を向けていきたいものですね。