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大乗仏教①
大乗仏教は、仏教の一派であり、仏陀の教えをより広く、深く展開し、すべての人々を救うことを目指す思想体系です。日本に伝わった仏教もこの大乗仏教であり、そこから仏の教えを見つめることで先人の知恵を学びたいものです。

起源と背景
大乗仏教は、釈迦様が入滅されてから数百年後(諸説あり)の紀元前1世紀から紀元後1世紀にかけて、インドで発展したといわれています。当時の社会的・宗教的背景の中で、仏教の新たな解釈や実践が求められるようになったことが要因とされています。
経典:「般若経」や「法華経」が重要とされています。これらの経典は、深い哲学的な内容を持ち、仏教徒の修行や信仰の基盤となっています。

主な教義
菩薩道:大乗仏教の中心的な概念で、自己の悟りを追求するだけでなく、他者を救うために努力することを重視します。菩薩は、悟りを得るだけでなく、他者を助けるために再び生まれ変わることを選びます。 空:すべての存在が本質的に空であるという教え。これは、物事には固有の実体がなく、すべてが相互依存して存在しているという考え方です。
如来蔵:すべての人々が仏性(仏となる可能性)を持っているという教え。これにより、すべての人々が悟りを得る可能性があるとされています。

実践
慈悲と智慧の修行:大乗仏教では、他者への慈悲心を育むことと、智慧を深めることが重要とされています。これらは、瞑想や読経、布施などの具体的な修行を通じて実践されます。

大乗仏教はインドからアジア各地に広がり、中国、日本、朝鮮半島、チベットなどで独自の発展を遂げました。それぞれの地域で文化や風習と融合し、様々な形態の仏教が生まれました。大乗仏教は、深い哲学と広範な慈悲の実践を重視し、すべての存在の救済を目指す包括的な仏教思想として、多くの人々に影響を与えてきました。この大乗仏教の大きな伝承の終着点として日本があるのです。

合掌

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